旅のカタチ。

2019年に滞在したチェコでの生活について書いていきます。観光や留学、チェコで出会った人々について記録します!8月からは渡米予定です(*'▽')

救われた話

チェコに来て2週間がたちました。

最初の1週間は適応するのに必死で時間がゆっくりと流れているように感じましたが、

今週は本当に速く終わろうとしています。

 

 

チェコに来た理由は自分の夢をかなえることと、人として最善の生を生きられるようになることの2つが主な理由ですが、もう1つ、「変化を求めて」チェコにきました。

その変化とは環境的にでもありますが、自分の性格や考え方に求めています。

 

今日は、チェコで出会った多国籍からなる友人たちと一緒にビールのブルワリーに行きました。現在通っている学校のプログラムだったのですが、友人たちが私と一緒にいたい、とチェコ語のブルワリーツアーに私の名前をリストインしてくれました。

 

そして、

チェコ語は初級なので何をツアーで何を言われているのかわからない

・もちろん会話になかなか入れない

・そもそもビールが苦手

・ブルワリーの中が寒い

・飲まないのに飲みたい人(ビールのテイスティングがありました)の邪魔をしている気がしてならない

・もし飲んだとしてビールを作った人やビール好きの人たちの前で怪訝な顔をして嫌な思いをしてほしくない

を考えすぎて途中でツアーを抜けて待機組に合流してツアーが終わるのを待っていました。

 

 

申し訳ない気持ちでいっぱいで、せっかく誘ってくれたのに困らせてしまったな、と考えていました。

 

その後のディナーで自分の気持ちを素直に話し見ることにしました。

すると、友人たちは

「あなたが決めることだから、途中で抜けようと気にはしないよ。あなたの決断なんだからそれが一番だと思うし、どんな決断でも嫌いになったりしない。申し訳なく思わなくていいんだよ。あなたが決めたことを私たちは否定したりしない。」

と言ってくれたのです。

日本にいた時にこんな風に声をかけてくれた人はいませんでした。

いい意味でも悪い意味でも人を気にしすぎない、でも人を受け入れる習慣、もしくは性格(たぶんこっち)を持つ友人たちにとても感謝しています。

 

今まで変に気を使って流れに身を任せて他人に同調しながら生きていましたが、自分の決断を肯定し、さらに自分で決めていいと言ってくれる人たちに出会えて心が救われました。

 

私も彼女たちのように人と接したいです。

 

 

 

≪追記≫

もちろん、ビールが苦手なのとチェコ語はまだ聞き取れないのはわかっていたので初めから参加しない、もしくは英語ツアーのほうに参加して彼女たちにはあとで合流こともできました。私が知らない間に、私と一緒にツアーに参加したいと名前をリストインしてくれていたので、彼女たちの気持ちを無碍にしたくなくてそのまま参加しました。

でも彼女たちと過ごしてきて、本音を話し決断することが悪いことでもないと思えました。ツアー参加前に彼女たちに相談するべきだったかもしれません。

 

明日も別のツアーがあります!

チェコ語ツアーだと何も理解できず何のためにツアーに来ているのか見失ってしまうので明日は英語ツアーに参加します。いちいち友人たちに通訳してもらうのも悪いので、、、。もちろんチェコ語の勉強にはなりますが、ツアーの場合は無理してチェコ語である必要はないかもしれません。